MS-06系列 |
MS-06J ZAKU II GROUND TYPE 地上用ザクⅡ |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 地上用量産型モビルスーツ 17.5m/− 56.2t/74.5t 976kW 45,400kg − − 3,200m 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) 対人用接近防御兵器(各部) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(後腰部ラッチ、op.) M・T-K175C 175mm無反動砲×1(op.) 爆弾デック・キャリア(3発)×1(携行型、op.) MIP-B6 クラッカー(腰部ラッチ、op.) 3連装ミサイル・ポッド×2(脚部装着型、op.) |
早期調和の機会を逸したジオン公国軍は、79年春に地球本土への侵攻を開始した。突撃機動軍は泥縄的ながら早急に地球方面軍を編成し、北米大陸や、欧州に位置する地球連邦軍の中枢国家の撃破に乗り出す。作戦は見事に成功、公国軍は地球での地歩を手に入れている。この戦いでMSは再びその威力を発揮し、重力下戦における戦場の女王となる。この後、運用をより効率良く行うために軍部は、量産型ザクⅡの改修機を考案した。それが地上戦に不必要な装備を削除した、陸戦型の名で知られる本機である。姿勢制御用ロケットを取り除き、防塵用フィルターや、ラジエーターを装備した本機は稼働率を向上させる事に成功している。 出典:MSV |
MS-06J ZAKU II WETLAND TYPE 湿地用ザクⅡ |
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パイロット: 機体区分: 固定武装: 携行武装: |
− 地上用量産型モビルスーツ ザク・シールド×1(右肩部固定型) 対人用接近防御兵器(各部) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(後腰部ラッチ、op.) M・T-K175C 175mm無反動砲×1(op.) 爆弾デック・キャリア(3発)×1(携行型、op.) MIP-B6 クラッカー(腰部ラッチ、op.) 3連装ミサイル・ポッド×2(脚部装着型、op.) ミサイル・ポッド用砲弾キャリーケース(12発)×1(携行型、op.) |
本機は、重力下での戦闘で高い汎用性を持つ陸戦型ザクⅡの派生機の一つである。地上戦での有視界戦闘における、迷彩効果は無視する事のできない要素の一つであった、そのため、各地に配備された機体には、その戦闘地域に適した迷彩塗装を施されるものも存在していた。本機は、その中でも特に南米や東南アジア地域における、湿地帯での作戦行動に使用されていた機体である。この機体のほか、砂漠用の迷彩塗装を施された機体も確認されている。 出典:MSV |
MS-06J ZAKU II COLD DISTRICTSTYPE 地上用ザクⅡ(寒冷地仕様) |
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パイロット: 固定武装: 携行武装: |
− ザク・シールド×1(右肩部固定型) 対人用接近防御兵器(各部) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ) MMP-80 90mmザク・マシンガン(32発)×1 ※グレネード・ランチャー×1(銃身下部) SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) MIP-B6 クラッカー(op.) ハンド・グレネード(op.) |
06J型の派生機。 出典:SS 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY |
MS-06J ZAKU II STRENGTHENED ARMOR TYPE 装甲強化型ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: スラスター総推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 地上用量産型モビルスーツ − − − − − − − − − − |
NOW WRITING... 出典:機動戦士ガンダムRPG 拡張キットⅡ トワイライト オブ ジオン |
MS-06JC ZAKU II GROUND TYPE 陸戦用ザクⅡ |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 地上用量産型モビルスーツ 17.5m/− 56.2t/74.5t 976kW 48,500kg − − − 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) 対人用接近防御兵器(各部) MMP-78 120mmザク・マシンガン(100発)×1 ※グレネード・ランチャー×1(銃身下部) マシンガン用予備弾倉×2(右腰部、後腰部ラッチ) 対空砲弾弾倉×2(左腰部ラッチ) |
NOW WRITING... 出典:機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
MS-06JK ZAKU HALF CANNON ザク・ハーフキャノン |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 支援用量産型モビルスーツ 17.5m/− 81.6t/− 976kW 43,300kg − − − 超硬スチール合金 シールド×1(右肩部固定型) 6砲身120mmバルカン砲×1(右背部) 2連装スモーク・ディスチャージャー×1(左背部) 2連装ミサイル・ランチャー "ビッグ・ガン"×1(左腰部) 3連装ミサイル・ポッド×2(脚部装着型、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) |
陸戦用ザクⅡの派生機。K型の武装類を外装化したユニットは、24セットがJ型用に生産され、一部はガトリング砲を採用している。本機種は、そのユニットを装着した機体で、JK型として区分されている。また、機関砲の弾帯に干渉するため、ビッグ・ガンは左側のみの仕様となっている。 出典:MSV-R |
MS-06K / MS-06J-12 ZAKU CANNON ザク・キャノン |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 支援用量産型モビルスーツ 17.7m/18.4m 59.1t/83.2t 976kW 41,000kg − − − 超硬スチール合金 シールド×1(右肩部固定型) 180mmキャノン砲×1(右背部) 2連装スモーク・ディスチャージャー×1(左背部) 2連装ミサイル・ランチャー "ビッグ・ガン"×2(背部装着型、op.) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1(op.) SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) |
中距離支援用のザク。初期案はJ型に外装式の対空砲を装備させる仕様だったが、対空防衛用から支援用として再検討されている。モノアイを全周式とし、背部に火薬式の火砲、脚部に補助推進器が設置されている。キャリフォルニア基地で計9機が完成し、全機が北米戦線に配備されている。 出典:MSV |
MS-06K ZAKU CANNON RABBIT TYPE ザク・キャノン(ラビットタイプ) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 支援用量産型モビルスーツ 17.7m/18.4m 59.1t/83.2t 976kW 41,000kg − − − 超硬スチール合金 シールド×1(右肩部固定型) 180mmキャノン砲×1(右背部) 2連装スモーク・ディスチャージャー×1(左背部) 2連装ミサイル・ランチャー "ビッグ・ガン"×2(背部装着型、op.) − |
06K型の派生機。 出典:MSV |
MS-06K ZAKU CANNON GATLING CANNON TYPE ザク・キャノン(ガトリング砲装備型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 支援用量産型モビルスーツ 17.7m/18.4m 59.1t/83.2t 976kW 41,000kg − − − 超硬スチール合金 シールド×1(右肩部固定型) 6砲身120mmガトリング砲×1(右背部) 2連装スモーク・ディスチャージャー×1(左背部) 2連装ミサイル・ランチャー "ビッグ・ガン"×1(左腰部) 3連装ミサイル・ポッド×2(脚部装着型、op.) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1(op.) SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) |
06K型の派生機。右背部のキャノン砲をガトリング砲に換装した機種で、主に北米方面に配備されている。ガトリング砲はJ型用に開発されたK型オプション兵装の一部で、それとは別にK型の生産数に合わせて追加生産され、K型を受領した部隊に配備されている。 出典:MSV-R |
MS-06L ZAKU II w/ MISSILES TYPE ミサイル装備型ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: スラスター総推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 汎用量産型モビルスーツ − − − − − − − − ミサイル・ポッド×2(腰部装着型) ミサイル・ポッド×2(脚部装着型) − |
NOW WRITING... 出典:機動戦士ガンダムRPG 拡張キットⅡ トワイライト オブ ジオン |
MS-06M / MSM-01 ZAKU MARINE TYPE 水中用ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: 基準排水量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 水中最大速力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 水陸両用量産型モビルスーツ 17.5m/18.2m 43.3t/60.8t − 951kW 66,000kg 45.0kt − − 3,200m 超硬スチール合金 60mmバルカン砲×2(頭部) M8 4連装240mmロケットポッド×2(胸部装着型、op.) M6-G 4連装240mmサブロック・ガン×1 |
NOW WRITING... 出典:MSV |
MS-06MP ZAKU II w/ MANIPULATION SYSTEM TYPE ザクⅡ(マニピュレイションシステム装着型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: スラスター総推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− − 17.5m/− − 976kW − − − 3,200m 超硬スチール合金 − − |
MS-06F型の派生機。空間作業用に開発された機体で、4本の精密作業用副肢を背部に、その操作を担当する作業員用の操縦席が胸部に増設されている。背部のユニットは、正規に開発されたものではなく、作業用ポッドを基に製造されたらしく、この機器を装備した機体は、僅かしか存在せず、サイド3のコロニー・マハルを、ソーラ・レイに改装する際に運用された、3〜4機が総てだったと言われている。また、制式な型式番号は不明だが、便宜上、MS-06MP型と表記されることもある。 出典:F91-MSV |
MS-06RP ZAKU HIGH-MOBILITY TYPE 試製高機動型ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
エリオット・レム中佐待遇(当時) 宇宙用試作型モビルスーツ 17.5m/− − − 53,000kg(推定) 22,000kg×2(背部) 4,500kg×2(脚部) − − − 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) ヒート・ホーク×1(左背部ラッチ、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) 360mmロケット・バズーカ×1(op.) 420mmロケット・バズーカ×1(op.) |
ジオン軍参謀本部は、後期量産型ザクⅡとは別ラインで、量産型ザクⅡを継ぐ新主力機の開発を模索していた。それが高機動型として知られるR型系である。本機のスペックはカスタム機である指揮官用ザクⅡを大きく上回り、その戦闘力はジムでは太刀打ちできない程であった。その最初期型である本機は、その名の示す通り試作機であり、F型を改修した機体で、2機が製作されている。各種試験は軍属のエリオット・レム中佐によって月面のグラナダ基地で行われ、好成績を残している。原型機との相違点は、背部の主推進器、脚部に新設された副推進器、並びに推進剤タンクの大容量化などである。 出典:MSV |
MS-06R-1(MS-06R) ZAKU HIGH-MOBILITY TYPE 高機動型ザク(初期型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 宇宙用試作型モビルスーツ 17.5m/− − − − − − − 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) 360mmロケット・バズーカ×1(op.) |
試製高機動型ザクⅡの試験データを検討した結果、軍部は量産型ザクⅡを改修するのではなく、全面的に再設計した機体を開発する事に決定している。これは改修では推進剤の積載量が充分に確保できないと判断されたためである。こうして本機の設計が開始されたが、設計上の注目すべき点は、脚部が全く新しい構造に変更されたという事であろう。外見上はRP型と余り差異はないが、推進剤積載量増加のため、駆動部分や電気系統などの設計を全面的に改められたのである。こうして完成した本機は22機が生産され、各方面へ送られている。本機は整備率の低さに悩まされながらも、高評価を得る事に成功したと言われている。 出典:MSV |
MS-06R-1A ZAKU HIGH-MOBILITY TYPE 高機動型ザク(改良型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 宇宙用試作型モビルスーツ 17.5m/− 56.8t/76.8t ※異説 61.8t/76.8t 1,012kW 52,000kg ※異説 49,800kg − − 3,200m 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン×1 280mmザク・バズーカ×1(op.) 360mmロケット・バズーカ×1(op.) |
本機は、高機動型ザクの脚部補助推進剤タンクをカートリッジ化し、艦艇内部や宇宙空間での補給を容易にした改良型である。推進器も故障の多かった自社製品から、ツィマット社製品に換装されたが、06系を生産しているジオニック社内部では、競合会社の製品を使用する事に大きな反発が起こった。しかし、開発主任エリオット・レム中佐の強い主張によって採用が決定している。本機種は整備などが難しく稼働率も低かったが、極めて高性能であったため、各地のエースパイロットからの評判は良かったと言われている。白狼の渾名で知られるシン・マツナガ大尉の愛機は、その名が示す通り白を基調としたカラーリングが施されていた。 出典:MSV |
MS-06R-1M ZAKU II HIGH-MOBILITY TYPE [Marine Amphibious Unit use] 高機動型ザクⅡ(海兵隊仕様) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 宇宙用量産型モビルスーツ 17.5m/− − − − − − − 超硬スチール合金 − ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ) MMP-80 90mmザク・マシンガン(32発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(後腰部ラッチ、op.) シュツルム・ファウスト(op.) |
MS-06R-1A型の派生機。R1A型の海兵隊仕様で、右肩部のザクシールド、左肩部装甲のスパイクを撤去し、軽量化が図られている。総生産数が80機程度のR1A型が28機も配備され、逸早くゲルググ(M型)が回されるなど、キシリア少将麾下の海兵隊が如何に優遇されていたかが窺える。 出典:GAMEぎゃざ2000年03月号 |
MS-06R-2P ZAKU HIGH-MOBILITY TYPE 試製高機動型ザク(ビーム兵器運用型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
エリオット・レム中佐待遇(当時) 宇宙用試作型モビルスーツ 17.5m/− − − − − − − 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) ヒート・ホーク×1(左背部ラッチ、op.) 試作型ビーム・ライフル×1 |
軍部がR型系を、一般機に対するエース用の上位機種として採用した事に気を良くしたジオニック社は、次期主力機の各社競合選定に、高機動型ザクのさらなる改良型を参加させる事に決定する。それが、高機動型ザクであり、本機はそのプロトタイプに当たる。本機最大の特徴は、ビーム兵器の運用を前提として設計されたと言う事であろう。競合社であるツィマット社でさえも当時はビーム兵器の小型化には成功しておらず、もし、本機が量産機として採用されたなら、歴史は大きく変わっていたかも知れない。しかし、核融合炉の出力に問題が生じ、結局は通常兵装に改設計されたR−2型が開発される事になる。 出典:MSV |
MS-06R-2 ZAKU HIGH-MOBILITY TYPE 高機動型ザク(後期型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 宇宙用試作型モビルスーツ 18.0m/− 58.2t/75.0t ※異説 49.5t/75.0t 1,340kW 60,000kg − − 5,600m 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) ヒート・ホーク×1(左背部ラッチ、op.) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(op.) 360mmロケット・バズーカ×1(op.) |
本機は、次期主力機選定において、ツィマット社のリック・ドムと争った機体として知られている。一部の性能では優りながらも、コストと生産性を含めた総合的な面では、リック・ドムには及ばず、試作機が4機完成した時点で計画中止となっている。しかし、その性能や、設計には見るべき所も多く、本機があったからこそ、先行量産型ゲルググが誕生し得たとも言われている。事実、推進剤タンクに関する問題点や、推進器の装甲防御などは、14系を設計するに当たって非常に参考になったと言う。しかし、既に06系の機体そのものが性能面で限界に達しており、開発陣はよって飛躍した設計を行う必要に迫られていたのであった。 出典:MSV |
MS-06R-3S ZAKU HIGH-MOBILITY TYPE [GELGOOG PRE-PRODUCTION TYPE] 高機動型ザク(ゲルググ先行試作型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 宇宙用試作型モビルスーツ 19.0m/− 43.5t/73.7t 1,390kW 56,600kg − − 6,200m チタン・セラミック複合材 50mmバルカン砲×2(頭部) ヒート・サーベル×1(右背部ラッチ) ビーム・ライフル×1 |
06系の技術検証機。06R2型を原型とする機体で、地球連邦軍のガンダムに対抗すべく、出力が大幅に強化された主機を搭載し、11型(後の14型)用の部材を大量に流用し、ビーム兵器の標準装備化と運動性の向上が図られている。武装は、頭部に機関砲が増設され、本機の完成間際に試作が完了した、ジオン公国軍初のビームライフルを携行している。機体は、ムサイ級艦隊に配備され、マイヤー軍曹による試射が実施された際、地球連邦軍の部隊を撃退し、ビームライフルの有効性を示した。 出典:M-MSV |
MS-06RD-4 ZAKU HIGH-MOBILITY TEST TYPE 宇宙用高機動試験型ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 試験用モビルスーツ 17.5m/17.5m 60.3t/77.5t 986kW 53,000kg − − 3,200m 超硬スチール合金 − ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 |
量産型ザクⅡの派生機。宇宙での稼動データを収集するための試験機で、宇宙用推進器に換装したドムの下半身が組み合わされている。機体は、リックドムの開発用とされているが、目的はアプサラス計画のためで、実機は戦没しているが、データはアイナにより、極東ラサ基地に持ち込まれている。 出典:機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
MS-06RZ ZAKU II INTERCEPTOR TYPE ザクⅡ(本土防衛用高機動迎撃機) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 宇宙用試作型モビルスーツ 17.5m/− − − − − − − 超硬スチール合金 3連装ミサイル・ポッド×2(背部) マシンガン用予備弾倉×6(腰部ラッチ) M・T-K175C 175mm無反動砲×1 MMP-80 90mmザク・マシンガン(32発)×1 |
量産型ザクⅡの改造機。背部に大型の個体ロケットブースターと増槽、両脚部に多数の推進器が設置され、対人加速度を無視した徹底的な高機動化が図られている。そのため、最終的に無人機として完成し、射出後に数十秒で兵装を使い切り、ミサイル的に突貫するという運用方法が提案されている。 出典:ガンダムウェポンズ6(あげたゆきお 製作) |
MS-06S ZAKU II COMMANDER TYPE 指揮官用ザクⅡ(ザクⅡ S型) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 汎用量産型モビルスーツ 17.5m/18.0m 56.2t/74.5t 976kW 51,600kg − − 3,200m 超硬スチール合金 ザク・シールド×1(右肩部固定型) ヒート・ホーク×1(左腰部ラッチ) M-120A1 120mmザク・マシンガン(145発)×1 SB25K 280mmザク・バズーカ(5発)×1(後腰部ラッチ、op.) |
MS-06F型の派生機。機動性の向上が図られた機体で、F型と9割以上の部品共有率を保ちながら、構造材や内装品に特殊な部材が採用されている。M&Y社とジオニック社が共同開発した新型主機を搭載し、推進器の出力は、3割増となっているが、推進剤の搭載量が要求値を満たせず、操縦性を重視したF型に較べ、扱い難くなっている。また、指部の触感センサーは、オスカログ精工から技術提供を受け、生卵を潰さずに割れる程の精巧さを誇っている。約100機生産されたと言われている。 出典:機動戦士ガンダム |
MS-06T ZAKU TRAINER TYPE 訓練用ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 訓練用モビルスーツ 17.5m/− − − − − − − 超硬スチール合金 − − |
06系の派生機。南極条約によって耐核装備が不要となったC型は多くがF型へ、一部がT型へと改修され、指導教官用のコクピットと、2基の独立縦列式モノアイが増設されている。一年戦争中期以降には、旧ザクが訓練機を務め、T型は再戦力化の改修を受け、戦線に送られている。 出典:MSV |
MS-06T ZAKU TRAINER TYPE 教習訓練用ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 訓練用モビルスーツ 17.5m/− − 976kW 43,300kg − − − 超硬スチール合金 − − |
06F型の派生機。 出典:AC 機動戦士ガンダム 戦場の絆 |
MS-06V ZAKU TANK "SAND SHEEP" ザクタンク(サンドシープ) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 作業用モビルスーツ 14.7m/− 53.6t/− − − − − − 超硬スチール合金 マニピュレーター×2(腕部) 3連装機関砲×1(車両部) 作業台×1(背部、op.) 荷物デッキ×1(背部、op.) − |
06系の再利用機。戦闘能力を欠いたザクとマゼラベースを組み合わせた機体で、主に作業用として運用されている。軍部の計画に沿った機体ではないが、後にV型として承認され、提出順に枝番が与えられている。また、大戦後期には、ロケットポッドなどで武装化され、実戦に配備されている。 出典:MSV |
MS-06V-6 ZAKU TANK "GREEN MACAQUE" ザクタンク(グリーンマカク) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 作業用モビルスーツ 14.7m/− 53.6t/− − − − − − 超硬スチール合金 大型ストンパー×2(腕部) 8連装ロケット・ポッド×1(車両部) − |
MS-06V型の派生機。 出典:MSV |
MS-06V-8 ZAKU TANK "WILD BOAR" ザクタンク(ワイルドボア) |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 作業用モビルスーツ 12.0m/− 78.4t/− − − − − − 超硬スチール合金 マニピュレーター×1(右腕部) 2連装105mmマシンガン×1(左腕部) 3連装33mm機関砲×1(車両部) − |
MS-06V型の派生機。 出典:MSV-R |
MS-06W ZAKU WORKS TYPE 一般作業用ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 作業用モビルスーツ 17.7m/− 51.8t/− − − − − − 超硬スチール合金 大型スコップ×1(右腕部) ウィンチ×1(左腕部) 荷物用デッキ×1(背部) バケット×2(脚部) ※MS整備用具、作業用具などを収納 − |
ザクの派生機。大戦中期以降、アジア西部を中心に確認された機体で、稼動不全の05型や06型を流用して生産されている。機体は、塹壕の構築、擱坐機の回収、物資の運搬などに使用されている。W型は正式な区分ではなく、前線における慣例的なもので、07型を用いた機体も確認されている。 出典:MSV |
MS-06Z ZAKU PSYCOMMU TEST TYPE サイコミュ試験用ザク |
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パイロット: 機体区分: 頭頂高/全高: 本体重量/全備重量: ジェネレーター出力: 主スラスター推力: 姿勢制御バーニア数: 180度姿勢変換: センサー有効半径: 装甲材質: 固定武装: 携行武装: |
− 試験用モビルスーツ 17.7m/− 60.4t/− − 388,000kg(推定) − − − 超硬スチール合金 5連装メガ粒子砲×2(腕部有線制御型) − |
ジオン公国軍は膠着状態に陥った戦局を打開するため、新型兵器の開発を開始している。その一つが、通常人よりも強力な脳波信号を持つNTの特性を生かした思考誘導攻撃システム、いわゆるサイコミュである。本機は、パーフェクトジオング(ジオング完成機)に装備される、有線制御型ビーム砲搭載試験のために建造された06系である。しかし、使用されたのはメインフレーム位で、頭部を除いてザクの印象は全くない。この機体は3機製作され、暗礁宙域として知られるコレヒドールで稼働試験が実施された。この試験で、有線制御型ビーム砲の戦術運用に関するテキストの作成が開始されたと言う。開発時のコードネームは、「ビショップ」であった。 出典:MSV |